内気な人が本来持っている「恋愛の素質」を引き出せていない原因の2つ目は、「自分を取り繕っている」ことです。
前の記事述べたとおり、内気な人はどうしても幼い頃に周りから否定され、自分自身のことも否定するようになってしまいます。
そして、「素の自分はダメ⇒素の自分を隠さないといけない」という流れで、自分を取り繕ってしまいがちです。
私自身も無理をして外向的な性格を装ったり、強い男を装ったり、あるいは「いい人」を装ったりしていました。
ただ、自分を取り繕ったとしても、相手は「取り繕っていること」をどことなく感じとってしまいます。
特に女性は観察力が鋭いので、ふとした言葉や、ふとした態度に「不自然さ」を感じ取ってしまいます。
そして、「取り繕っていること」を見抜かれてしまうと、恋愛関係になるのは難しくなります。
なぜなら、「取り繕っている人」いいかえれば「心の内側を隠している人」に対し、心を開くことはないからです。
また、自分を取り繕うことに必死であると、余裕がなくなってしまいます。
そして、余裕がないと、相手を楽しませることが難しくなります。
また、余裕のなさから焦りがうまれ、墓穴を掘ってしまいがちになります。
そして、何よりも致命的なのは、自分を取り繕うことによって「本来の魅力」が失われてしまうということです。
たとえば、「外向的な性格」を装うことで「朴訥な魅力・奥ゆかしい魅力」が失われてしまいますし、「押し出しの強さ」を演出することで「穏やかさ」という魅力が失われてしまいます。
「本来の魅力」を失ってしまうのであれば、モテなくてある意味当然といえます。
私はずっと自分に自信がなかったため、自分を取り繕っていました。
振り返っていえることは、自分を取り繕っても、逆効果にしかならなかったということです。
また、自分を取り繕う必要もなかったということです。
結局は自分を取り繕わず、「自然体」でいることが「最大の戦略」であるといえます。
この「自然体」ということについては、後の記事で述べていきたいと思います(関連記事へのリンク)