「恐れ・不安」によって自滅してしまうパターンは、恋愛で非常に多くあります。
「恐れ・不安」が強いと、どうしても物事を悪い方・悪い方に考えてしまい、墓穴を掘ってしまいます。
そもそも、過去の私のように極端に「恐れ・不安」を強く感じる方は、冷たい反応をされる恐れから、異性と話すことすら、ままならないと思います。
内気な人は「感じる力」が高いことから、どうしても「恐れ・不安」も強く感じてしまいがちです。
そして、このことが内気な人が恋愛でうまくいかない「大きな要因」になっています。
どうすればこの「恋愛の大敵」である「恐れ・不安」をコントロールできるかということですが、まずは「恐れ・不安」というものの特徴を把握することが必要です。
「恐れ・不安」には大きく二つの特徴があります
特徴の一つ目は、「そのこと」について考えれば考えるほど、膨らんでいくということです。
例えば、好きな人のことを考えれば考えるほど、「恐れ・不安」は加速度的に膨らんでしまいます。
したがって、いかに「相手のことを考える時間」を減らすかが、ポイントになります。
そのためには、意図的に何らかの用事を入れて忙しくしたり、趣味に没頭したりすることが有効です。
また、本を読んだり、映画をみたりすることも、「考える時間」を減らすとともに、視野を広げることにも繋がり、一石二鳥となります。
最も有効なのは、他の女性・男性との接点を増やすことです。
そうすることで、気持ちが分散され、特定の相手のことを考える時間は自ずと減ります(もちろん、他にもっといい人が現れることもあります)。
ともかく、まだ付き合ってもいない段階で、特定の相手を「一途に追いかけ過ぎない」ことが大事です。
そのことが「恐れ・不安」を和らげることにつながり、ひいては恋愛がうまくことにつながっていきます。
「恐れ・不安」の特徴の二つ目は、避ければ避けるほど膨らんでいくということです。
私は過去、女性に冷たくされる「恐れ・不安」から、女性と話すのを避けてばかりいました。
そして避けることによって、女性と話すことは、自分の中で「とてつもなく難しいこと」になってしまっていました。
しかし、実際は自分が想像していたより、はるかに簡単なことでした。
こちらが変に構えずに接すれば、多くの場合は相手も気軽に話してくれたのです。
もちろん、冷たい反応をされることもあります。
ただ、冷たい反応をされるのは、嫌われているからではなく、こちらが変に構えてしまっていることがほとんどの原因です。
このことを念頭におき、
女性・男性と接するのを避ける⇒「恐れ・不安」が増幅する⇒構えてしまう⇒女性・男性から冷たい反応をされる⇒さらに女性・男性と接するのを避ける
という悪循環から抜け出さなければなりません
以上、今回は「恐れ・不安」を和らげる手段として、「考える時間を減らす」・「避けずに対峙する」ということについてお伝えしました。
「恐れ・不安」は非常に大事なテーマなので、今後も取り上げていきたいと思います。