自己否定があらゆることのネックになっていることは前にお伝えしたとおりです。
まずは何をおいても「自己否定の癖」を止めない限り、恋愛はおろか、人生そのものがうまくいくことはありません。
このことは、実体験をしても間違いなく言えます。
では、「自己否定の癖」をどうすれば止めることができるのか?ということですが、ここでは三つの手段を紹介します。
手段の一つ目は、「否定に値する自分が先」ではなく、「自己否定が先」であるという認識を持つことです。
平たく言うと、ダメな自分だから否定するのではなく、自分を否定するからダメな自分になってしまっているということです。
この認識を持っていないと、いつまでたっても「自己否定⇒ダメな自分になる⇒さらに自分を否定する」といった悪循環から抜け出すことはできません。
私はずっと「ダメな自分だから否定せざるを得ない」と思っていました。
私と同じように思っている方も多いと思います。
しかし、実体験からも「自己否定が先」ということは間違いなくいえます。
私自身、実際に「自己否定の癖」をなくしたことにより、あらゆるネックが解消されました。
この「自己否定が先」という認識を持つことは非常に大事です。
この認識を持つことからすべてはスタートします。
自己否定をやめる手段二つ目は、人の「心ない言葉」を受け流すことです
残念ながら、人を否定することによって優位に立ちたい人や、自分への不満を他人に転嫁はどこにでもいます。そして、内気な人は、あまり反撃しないことから、こういった人の格好のターゲットになりがちです。
また、内気な人は繊細であることから、人の心無い言葉に人一倍ダメージを受けてしまいます。
ですので、否定的な事を言われてしまうと「やっぱり自分はダメなんだ」となって折れてしまいがちです。
このように「否定的なことを言われる⇒折れてしまう」の繰り返しでは、いつまでたっても自己否定をやめることができません。
なぜなら、たとえどれだけ人格者になったとしても、貴方のことを悪く言う人は必ず出てくるからです。
したがって、こういった人の否定的な言葉を真に受けてしまわず、受け流すことがどうしても必要です。
結局は自分で自分のことを信じ、そして自分で自分の身を自分で守るしかありません。
たとえ今現状うまくいってないとしても、自分本来の力と、自分の未来を信じ続けることは本当に大事です。
自己否定を止める手段三つ目は、外見を変えることです。
外見を変えるために、身だしなみ・ファッション・髪型・姿勢・動作といったことに徹底して気を配ることです。
以前の記事で、心の中の状態が外見にも表れるということを述べましたが、これは逆もしかりです。
外見を変えることで、心の中の状態も変えることができ、ひいては自尊心を高めることができます。
これは意外に効果があるので、実際に試してみることを強くお勧めします。
ただ、人前で外見を過剰に気にして、ナルシストな感じにならないように注意が必要です。
また、頑張り過ぎて、変に凝ったファッション・髪型にしなようにも注意が必要です。
「変に凝ったファッション・髪型」は高い確率で「変」と思われてしまいます(もちろん、どんなファッション・髪型をしようが自由なのですが、大多数の人に受け入れられるのは、シンプルで清潔感のあるファッション・髪型です)
外見にしっかり気を配れば、自分の自分に対する見方が明らかに変わり、ひいては自己否定をすることも格段に減ります。
もちろん、人からみた印象も間違いなく上がります。
ともかく、自己否定は「考え方の癖」であって、考え方・習慣を変えることで解消することが可能です。
決して「ダメな自分だから…」ではなく、自分をダメと思うからダメになっているのです。