人は誰しも、色々な人や、色々な情報の影響を受け、固定観念を持っています。
そして、その固定観念に沿った行動をとるようになります。
たとえば、「内気な性格はモテない」という固定観念を持っていると、無理をして「外向的な性格を装う」といった行動をとり、その結果「本来の魅力」を失ってしまうことになります。
また、たとえば「女性は押しに弱い」という固定観念を持っていると、無謀に女性を押していって、撃沈してしまうことになります。
「あの女性・男性はムリ」というのも固定観念の一つです。
そして「ムリ」と思っている限り、彼女・彼氏にするのは不可能になってしまいます。
こういった固定観念の中でも、最も怖いのは「自分自身に対する固定観念」です。
「自分は〇〇な人間だ」と思っていると、本当にそのとおりになってしまいます。
なぜなら、こういった固定観念は、脳への「指示」になり、脳はその「指示」を忠実に再現するために働いてしまうからです。
このように、「どんな固定観念を持っているか」によって、人生は大きく変わってしまいます。
有害な固定観念を持ち続けていると、その固定観念に縛られた人生で終わってしまうことになります。
したがって、自分にマイナスになるような「固定観念」は、塗り替えることが必要です。
固定観念を塗り替えるのに最も有効なのは、「今までと違う考え方」を繰り返しインプットすることです。
そうすることにより、従来の固定観念は、「新しい考え方」に上書きされます。
もちろん、「結果に結びつく考え方」に上書きしなければ、意味がありません。
「どんな考え方を取り入れるか」は、人生を大きく左右するものであり、慎重に見極める必要があります。